インターネットという
重要なインフラを支える。

 グループ12社を繋ぐインターネット回線の設計から構築、運用、保守まで、協力会社と連携しながら一貫して担当しています。インターネットを使用するためには様々な回線を繋ぐ必要があり、多くのコストがかかってきます。回線事業者だけでなく、お客様が利用されるSNSや動画配信などのコンテンツ事業者とも、コミュニケーションを取り、CNCIグループとして交渉することで、効率よくコストを抑え、お客様により良いサービスをお届けできるように日々取り組んでいます。グループ各社で利用されるインターネット回線はトラフィック量も大きく、ネットワークも大規模です。グループ12社を繋ぐネットワークを支える仕事ができる点は、ネットワークエンジニアとしてやりがいも大きく魅力的だと感じています。

 動画や音楽の配信などインターネットの利用頻度が高まるなかで、大容量化・高速化が進むインターネット環境に合わせてパフォーマンスを向上するため、構成の変更やネットワークの増強が求められます。事前に納得のいくまで機器の仕様や現地を確認した上でネットワークを構築し、不具合なく稼働できたときの達成感は大きいです。自分なりの工夫で運用しやすい構成に変更でき、お客様に喜ばれたこともあります。ネットワークの機能は目に見えない部分が多いですが、イベントの生中継で自分の準備したネットワーク環境を利用して、自宅のテレビで生中継が流れたときは仕事の成果を実感できました。インターネットという重要なインフラを、これからもしっかりと支えたいです。

テクノスポーツ事業を活用して
地域課題を解決する。

 新規事業企画グループは、ケーブルテレビという枠にとらわれず、新しい事業を開拓する部署です。私はテクノスポーツ事業をメインで担当し、地元企業・団体などを対象に、地域課題の解決に向けたイベントなどを企画・提案しています。グループ会社とともに現地を訪問し、お客様と話す機会も増えたことで、地域の方の考えや課題をより深く知るようになりました。テクノスポーツを活用すれば、高齢者に通いの場や交流機会を提供したり、子ども向けにICT教育を実施したり、地域の商業施設に賑わいを創出したりと、様々な可能性が広がります。信頼される地域メディアグループとして、もっと地域を元気にする活動に取り組んでいきたいと考えています。

 グループ共同イベントとして2020年から「UCHABLE!!(ウチャブル)」というeスポーツプロジェクトを発足し、第4回までeスポーツイベントを開催しました。UCHABLEとは「課題を打ち破る」とCABLE(ケーブル)のスペルを組み合わせた造語です。グループ各社が集まって、イベント名称を考えたり、アイデアを出し合ったり時にはメイン担当者として全体をまとめながら、チームの協力のもとイベントを無事に乗り切ることができ、自身の成長にもつながりました。テクノスポーツ事業は新しい分野に挑戦するため若手の意見も通りやすく、自分らしさを発揮できます。AR(拡張現実)を活用した企画など、新しい取り組みにも積極的にチャレンジしていきたいです。

次世代の無線技術を使った
新しいサービスを開拓する。

 技術戦略グループでは、無線技術を使った新しいサービスの開発に取り組んでいます。CNCIグループの強みである光ケーブルという有線に、「Wi-Fi6」や「ローカル5G」などの新しい無線技術を組み合わせることで、様々なシーンで繋がるインフラを構築。より多くのお客様に便利に活用いただけるサービスの開発を目指しています。新技術を使ったサービスの開発で社会課題に取り組むなど、視野の広いエンジニアとしてキャリアアップできるところがCNCIの魅力です。専門性の高い分野に取り組むことで、これまで学んできた「点」が「線」になるような実感があり、学ぶことが楽しく、日々成長を感じています。

 ローカル5Gとは、携帯事業者が提供する全国向けの5Gサービスとは異なり、企業や自治体などが建物や敷地内でスポット的にネットワークを構築し、利用できるサービスです。大容量・超高速で高品質な通信システムとして利用が広がる5Gですが、エリアを限定することでもっと手軽に活用でき、地域課題の解決など多様なニーズに応えることができます。CNCIでも自ら基地局を整備して、グループ各社を通してお客様にローカル5Gサービスをお届けできるよう実証実験を実施中です。個人向けとともに、将来的には工場・倉庫のオートメーション化など、企業向けにも目的に応じたソリューションを提案していきたいと思っています。

グループとして優先すべき
本質的な課題を考える。

 ビジョン推進グループでは、経営計画の策定やグループビジョンの推進業務を行っています。2021年度に策定したCNCIグループ2030ビジョンの実現に向けて、私が取り組んでいるテーマの一つが「人材の採用強化」です。2022年にはグループ統一の採用オウンドメディアを構築。グループ各社の仲間を取材して、CNCIグループにおけるエンジニアの仕事を紹介し、最新の情報を発信しています。また、グループ内のコミュニケーションの活性化の一環としてグループ報のWEBポータル化にも取り組みました。実現したことを評価してくれる環境があるところ、一人で悩むことなく、社長を含め、いつでも誰にでも相談できるところ、若手でも新しい提案ができる雰囲気がCNCIの魅力だと感じています。

 グループ12社が協働で仕事を進める機会も多く、各社の意見をよく聞き、本音や意図を引き出して課題を解決すること、また、俯瞰的に物事を捉え、グループとして何をすべきかを考えることを大切にしています。グループビジョンの策定においても、本質的な課題はどこにあるのか、優先順位をどうすべきか、戦略立案に役立つフレームワークなどを活用して議論を集約。「CNCIグループ2030ビジョン」として1冊の冊子にまとめることができ、このとき感じた達成感は今も忘れることはありません。入社以来、プロモーションに関わり、マーケティングを活用してきた経験を活かし、今後も課題解決のプロとして信頼される存在になりたいと考えています。

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